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燕三条ものづくりメッセ2024参考出品⑥
3D-CADの技術を使い、ねじれた花瓶を作りました。
当初、角柱をねじって花瓶を作ろうとしましたが、3D-CADの中ではソリッドデータを作ることは出来るのですが、板金に落とし込むには難しいということが判明しました。
SUS304 t1.0
60 × 60 × H200(四角柱花瓶ねじれ)
70 × 42 × H200(五角柱花瓶ねじれ)
ねじっていくと、平面部分がへこんだ形状になり、面同士の角部分が鋭角になってしまうのです。
四角柱の90度ねじれで、面間角度が70度程度になってしまいます。面同士の角度が鋭角になればなるほど、板厚同士の隙間が大きくなっていきます。
隙間が大きくなると溶接の際、ピンホールがあきやすくなり難易度が増します。また溶接歪みの量も増していきます。
溶接がきれいにできないと、仕上げにも影響します。溶接部分を上手に消す仕上げをするには、仕上げの技術以上に溶接の完成度が影響してきます。
帯状のピースの曲げ加工も仕上りに影響します。曲げ角度がバラバラであったり、曲げ線の位置がずれたりすると、部材同士を組み合わせるとバランスの悪い不均一なものになってしまいます。
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