トクニ工業 ロゴ

お問い合わせ

受付時間 平日9:00〜18:00

お問い合わせフォームはこちら

図面がなくても依頼可能。
プロが最後までサポート

クライアントから製作依頼の注文をいただく。注文内容に従って図面通りに寸法を抑え、加工工程を進める。決められた納期に適切な価格で完成させ、クライアントの手元に製品を届ける。当たり前のことをちゃんとやることで、納得いく製品を作り、クライアントとの信頼関係を深めていく。トクニ工業は、そんなものづくりを日々行っています。
図面が無く、イラストやデザイン画であっても、作りたいイメージがあれば、それを基にCADを作成し、金属製品を作ります。トクニ工業の強みは「翻訳力」です。クライアントとのミーティングの場において、製造現場のノウハウを持ったスタッフがより良いものづくりを提案します。

Work1

翻訳力

クライアントの想いを専門家が「翻訳」します

クライアントの想いをどれだけ製品に反映させることが出来るか。私たちは「翻訳」という言葉をイメージ画やデザイン案を具体的に金属製品として形にしていくという意味として取り上げています。商品開発、試作段階において、私たちは作り手の立場から意見を出します。金属製品特有の強みや弱みを踏まえた上で、金属加工の技術・経験を活かした提案をします。アイデアを出し合い、コミュニケーションを深めていくことで完成イメージが共有されていきます。

CADを使い部品のデータを作ります

CADを使って、部品のデータを作ります。製図用の2D-CADは部品の三面図を作成します。加工機用の2D-CADは面を組み合わせて部品図を作り、一本化(アウトライン化)し展開図を作ります。3D-CADは完成形をモデリングしたり、部品ごとに作ったデータを組み合わせ完成形を作成します。CADデータを基に加工機用のCAMを作成し、展開形状をブランクします。折り曲げがある部品は、CADデータから曲げ形状を認識させ、ベンダーで読み込みます。

Work2

切る

用途に応じて専用の機械を使い分け、
金属の板を切断します

精密板金加工では大きく2種類の機械を用いて金属板を切断します。レーザー加工機は、金属の板にレーザービームを貫通させ、一筆書きの要領で部品を切り出して行きます。タレットパンチプレスは金型で金属の板を打ち抜き、様々な金型を組み合わせていくことで、部品を加工します。
それぞれに長所があり、用途に応じて使い分けていきます。また最近では使用頻度が落ちてきましたが、シャーリング・セットプレス・コーナーシャーなど昔からあるシンプルな加工機も併用します。

材質・板厚・数量・品質・納期など、
様々な要因を加味したうえで最善な切断方法を提案

曲線や円など自由形状を含む場合はレーザー加工が有効ですし、生産ロットが多く、長方形で丸穴がたくさんあくような形状は、タレットパンチプレスが有効です。また自由形状を含む場合であっても大量に作成する場合は、パワープレスで専用の切断型を作成し抜き落とすことも可能です。材質・板厚・数量・品質・納期など、様々な要因を加味したうえで最善な切断方法を提案します。また切断のバリを除去するためのバリ取機も導入しています。

Work3

曲げる

金属の板は板厚を考慮する必要があります

金属の板は硬いため簡単には人の力で折り曲げることはできませんが、基本的にはおりがみを折る動作と似ています。但し、折り紙で使う紙は薄いので厚みを感じることはありませんが、金属の板の場合は板厚を考慮する必要があります。コの字型に折り曲げた場合、板の外側の長さと内側の長さでは、板厚の2倍の違いがあります。内側の寸法で指示されている部品を外側の寸法になるように曲げてしまうと板厚の2倍分、小さくなってしまいます。

加工したい形状に応じて
専用の機械で金属を折り曲げます

ベンダーは、主に汎用の金型をセットし直線的に金属の板を折り曲げる機械です。材料をパンチと受け側であるダイのV溝に挟み、押し込んでいくことで目標とする形状に折り曲げます。パワープレスは専用の金型を作成し、特定の形状に整形していく機械です。折り曲げる加工もありますし、絞って整形していく加工もあります。ロールベンダーは板を筒状の製品に加工する機械です。3本のロールの間を通すことで筒状に丸めていきます。ウレタン式のロールベンダーになっていますので、加工キズが付きにくい仕様になっています。

Work4

形にする

金属を溶かしてくっつけるのが熔接です

金属の板同士を高圧の電気をかけて溶着させます。用途や条件により様々な熔接法を使い分けます。主に薄い材料は溶け込みが良いためTIG(アルゴン)熔接で加工します。厚い材料は肉を盛りながらの熔接に適しているためMAG(半自動)熔接で加工します。パネルなどを重ね合わせて接合する場合はスポット熔接で加工します。ファイバーレーザ熔接はビーム深度が深く熱歪みが少ない加工ができます。変色も少ないため、体裁面の加工に適しています。

部品を組み立てて完成品にします

協力工場で塗装やメッキなどの表面処理を行った部品同士を組み合わせて完成品にしていきます。案件によっては、金属の板加工品だけでなく、ワイヤーで作られた部品やヘラ絞りで作られた部品、機械加工部品を用いることもあります。また木製品、アクリル板、ガラスなどの異素材を使ったり、電飾機器を組み込むこともあります。キャスターを取り付けて可動式の什器を作る場合もあります。組立ては主にネジを使って接合されます。

無料見積

シミュレーション